第2話 『狂科学者 ティスト』

ー宇宙ー
ゾフィー『タリアンを発見したのはあの星だ』
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マッド『あの星で... タリアンさんは...』

ゾフィー『科学者の狙いが何にせよ、ここに必ずヒントがあるだろう』

ゾフィー『降りるぞ、マッド』

マッド『はい!』

ゾフィー『それと...ルトルス!』

ルトルス『!?』
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ゾフィー『バレていないとでも思ったか、気持ちは分かるが君は帰るんだ!』

ルトルス『...!すみませんゾフィー隊長!命令違反は分かっています...ですが、お..私はどうしても!』

ゾフィー『ルトルス...』  

ルトルス『お願いします!俺も連れて行ってください!絶対に勝手な行動は取りません!』

マッド『ゾフィー隊長!俺からもお願いします!』

ゾフィー『...私が撤退と指示したらルトルスすぐに逃げるんだぞ』

ルトルス『ゾ...ゾフィー隊長』

ゾフィー『これより、私・マッド・ルトルスの3名で降下する!』

ルトルス・マッド『はいっ!』

第2話 『狂科学者 ティスト』
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ゾフィー『ここだ...マッド・ルトルス気をつけるんだ』
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マッド『はいっ!』

ルトルス『(出てこい科学者...俺が必ず)』

ゾフィー『ルトルス!』

ルトルス『はっ、はいっ!失礼しました!』

ゾフィー『ルトルス集ちゅ...』

ゾフィーが言い終わる前に近くからの声がその言葉をさえぎった

???『いやはやまさか再び銀十字軍隊長がいらっしゃるとは僕もよくよくついていない』

ゾフィー『何者だ!』

地球人とほぼ同種族に見える少女が語りかける
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???『僕の名前はティスト...しがない科学者をしております』

ルトルス『科学者だと...!き...貴様かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

ダッ!
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マッド『ルトルス待てっ!!』

ルトルス『アンステイブルブレードォ!!レッド!!!』

ティスト『おぉ怖い怖い...僕は非力な科学者ですよ?』

ルトルス『知るかぁぁぁぁぁ!!』

ティスト『ルルー、僕を守れ』

ルルー『はいはーい!スプライトレーザー!』
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赤き閃光がルトルスを襲う

ルトルス『うわぁぁぁぁぁぁ!!』

マッド『ルトルス!今助け...』

ルルー『リー兄貴!出番さー!』

リー『あいよー!異次元掃除機!』
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ゴォォォォォォォ

マッドの体が向かおうとする別方向に引き込まれる

マッド『くっ...動けねぇ!!』

しかし銀十字軍隊長であるゾフィーはこの攻撃を避けていた

ゾフィー『なにが狙いだ!ティスト!』

ゾフィーがティストの方向に向かう  

ルルー『させるかっ!スプライトレーザー!』

ゾフィー『無駄だっ!』
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バシッ!

改造戦士達の攻撃もゾフィーには通用しない

ティスト『ふー...流石にゾフィーさんには敵いませんね...』

ティスト『ねぇ...あなたもそう思うでしょう?モーデ』

モーデ『アトミックパンチ!最悪足止めができればよいでしょうな』
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遠方からのパンチがゾフィーを襲う

ゾフィー『なにっ!この距離からパンチが...!?』

ルルー『大兄貴!』

リー『兄貴!』
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モーデ『さて...俺の実力がどこまで通じるかな』

ゾフィー『一旦距離をとる!ハァ!』

ドーン!

モーデ『ぐぅ!?』

ゾフィー『マッド!来るんだ!』

マッド『はいっ!』

掛け声と同時にルトルスをゾフィーが抱える

ルトルス『ゾフィー隊長すみま...』

ゾフィー『ルトルス君は撤退しろ!君では彼らには敵わない』

ルトルス『そ...んな...俺はまだ...』

2人の話の最中に戦闘態勢を整えた改造戦士
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モーデ『リー・ルルー行くぞ』

リー・ルルー『あいさー!』

ゾフィー『行くぞ!マッド!』

マッド『はい!ルトルス今のうちに逃げろよ!』

ぶつかり合う5人の戦士たち

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ルトルス『くそっ...』

ティスト『残念ですよ...ここまで有能な戦士が怪獣達との共存とくだらないことをするなんて』

ゾフィー『なんだとっ!君の狙いはなんだっ!』

ティスト『怪獣との共存の否定...それだけですよ』

ルトルス『(待てよ...!今ティストを守ってるやつはいない)』

ルトルス『チャンスだっ!!』

ダッ!!
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ゾフィー『ルトルス!?』

ルトルス『うぉぉぉぉぉぉ!!』

ティスト『あぁ...怖い怖い、仕方ないなぁ』

ティスト『実験開始...』

ティストの姿が大きく変貌を遂げる
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ルトルス『なにっ!?』

ティスト『チェックメイトだよ、ルトルス君』

ザシュ!
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ルトルス『ぐっ...!だがまだだっ!』

ティスト『い〜や、チェックメイトと言っただろう』

ルトルスの後方に謎の影が現れる
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ルトルス『しまっ...』

バシュ!

一筋の閃光と同時にルトルスは謎の戦士に抱えられた

ティスト『3人とも退くよ!』

モーデ・リー・ルルー『了解!』

マッド『逃がすかっ!』

ティスト『本当に...いきなりこれを使うなんてついてない』

ティストがゾフィーとマッドに向けて1つ物体を投擲する

ティスト『超次元圧縮爆弾...星1つ余裕で滅ぼせるけどまぁ...』

ゾフィー『くっ!』

ゾフィーがとっさにバリアーを展開する

ティスト『あなたには効きませんよね』

ティスト『ですが、欲しかったのはこの時間です』

ポチッ

ティスト達の姿が宇宙に消えていく

マッド『ルトルスゥゥゥゥゥ!』

ルトルス『がっ...』

ゾフィー『ルトルス!なんとか脱出して地球に向かうんだ!』

ルトルス『ち..きゅ..』

ゾフィー『そこにタリアンの...』

ゾフィーが言い終わる前にルトルスの意識は闇に消え
その姿は宇宙へと消えていった

ー???ー

???『 さーん!    くださーい!』

ルトルス『ぐっ...』

????『ルトルスさん!起きてくださーい!』

ルトルス『ハッ!なんだお前は!?』

???『良かった!目覚めたんですね!』
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意識を失ったルトルスが目覚めたときに
ルトルスの目の前には謎の少女がいた

ー次回予告ー

ティストによって、惑星セウムの奴隷戦士として売られたルトルス!

そこでルトルスは地球人の少女銀菜・ナックル星人の奴隷戦士ロースト・同じく奴隷戦士のブラックキングのガノンと出会う!
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第3話 『地球人 銀菜』
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